塾なしでの高校受験、その勝率
塾なしで高校受験する、と中2までは言っていた長男。
まぁ中3の夏期講習や直前講習なんかの短期講座だけ、どこかの塾で受講するくらいで、行けるんちゃう?
そんな風に、親子で話していました。
基本、入塾も志望校も長男の意志に任せていますので、本人がそのように言うのならば、と呑気に構えていたのです。
そして、各塾の夏期講習の案内などを早めに探していた流れで、以前から気になっていた塾のお試し入塾制度に申し込んだわけですが・・・
学校のテストではいつも上位10番以内に入っていた長男。
塾では勝手が違いました。
違い過ぎました。
思い知らされました。
「学校で絶対習わん!って内容」
「あんなん、塾に行ってないと絶対解かれへんって!」
やはり塾というのは、すごい所みたいです。
今では
「塾なしでトップ高目指すなんて、無謀すぎた」
と長男は言っています。
そんなトップ高に入れた子の中には、「通信教育だけで合格した」というツワモノも実際に1~2人はいるようですが、99%は塾に通っているようです。
我々の時代と違い、学校によって英数国はA・B・Cと三種類に問題が分けられており、難易度の高いC問題で高い得点を獲得するには、学校の勉強だけではとうてい困難みたいです。
このブログのタイトルを「高校受験を塾なしで受かるか」としましたが、
答えは「本人の実力と、行きたい高校の偏差値による」
だと思います。
ウチの息子が受験すると考えた時、試験が主にB問題の高校だったら通信教育だけで行けたと思います。
塾に入る前に受けた春の五ツ木模試で、すでに合格判定が出ていましたので。
でもC問題を中心に出題される高校を受験となると、正直なところ塾なしでは厳しいのではないかと感じます。
とは言え、ウチの長男、塾に通いつつもスタサプは続けています。
理解の浅い所や、予習・復習に自分のペースで学校・塾の授業に補足として今でも時々視聴しているようです。
学年を飛び越えて授業が視聴できるのもスタサプの大きな魅力だと感じます。
勉強に積極的なお子様だと、スタサプは大いに力になってくれると感じています。
逆に言われないとやらないタイプのお子様には、スタサプは向かないと思います。そのようなお子様の場合は、保護者や誰かしら協力者が一緒に受ける授業のカリキュラムを考えてやることで自主学習につなげる事は可能かとも思います。
うちの子の場合、程よいプレッシャーが本人のやる気につながるようなので、塾での毎回の成績発表や、先生の“子ども達を発奮させるような声がけ”は今のところ良い作用をもたらしているような気がします。
今のところ、ですが。
(前回記事「受験うつ」のような様子も見られるので、注意は必要です)
追い込み過ぎず、適度なプレッシャーで子どもを発奮させる。
簡単なようで、難しいです。
個人差が大きいので、よその子どものパターンがハマるとも限りません。
しっかり自分のこどものタイプを見極めて、その子に合わせた声掛けやコミュニケーションを図っていく必要性を感じます。
とりあえず、我が家は塾の力を借りて、残り半年!
やるっきゃないッス!